INTERVIEW

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株式会社Kavally 代表取締役 永谷 佳代子さん

PROFILE

学習院大学卒業後、飲料メーカーに就職。24歳で株式会社キャバリーを創業。
表参道を中心に国内で3店舗の飲食店経営、飲食店プロデュース、ホテルプロデュース、空間プロデュース、EC販売、催事展開、スイーツ卸、ケータリングを展開。

「全ての女の子の心を持った人たちをワクワクキラキラ、幸せを届けたい」をコンセプトに日本においての「アフタヌーンティー文化」「女子会」を広めた。
アジア最大のカフェエリアである「表参道」で食べログカフェランキング1位を獲得。
飲食業の枠を越え、さまざまなビジネス表現活動を展開する

女の子をキラキラわくわくさせるを事業に

新卒で飲料メーカーに勤務して一年が経過した頃、毎日続くルーティンの中で「私って普通のOLさんになる事が、夢だったっけ?」と疑問に思うようになりました。

私は学生の頃からワクワク キラキラすることが大好きで、親友のお誕生会をホテルのお部屋で開催したり、海外旅行でかわいいカフェに行く事が趣味でした。

そうしたことの経験値はあるし、私みたいにモヤモヤした毎日を送っている女の子達が、ワクワク キラキラする事業を立ち上げたら、もしかしたら起業できるかもしれないと思い、会社を退職して見切り発車で登記だけして会社を作りました。

会社を設立後は、美容や健康を中心に色々な業界をとくかくリサーチしましたが、やはりどの業界の知識や経験も成功体験もないので、唯一自分にも出来そうな「可愛い場所で女の子たちが幸せを感じられるカフェ」を立ち上げることに決めました。

創業が24歳、開業は25歳でしたが、本当に若くて無知だからこそ「私ならできるでしょ!」という勢いだけで事業をスタートしました。

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インスタ映えからの女子会文化

起業した10年前も「女子会」という言葉はありましたが、当時の女子会は、例えば「大手居酒屋チェーン店、3時間、女性限定3,500円、飲み放題にカルーアミルク、さしめん・カルボナーラがシメ」のような世界観でした。

私はそこにギャップを感じていました。
私たちが本当にしたい「女子会」とは「ガールズパーティー」なのではないか?と直感で感じました。

以前までの3時間で3,500円のように「お得で安ければ女の子が喜ぶよね」という発想から「高くても女性が行きたい場所」をコンセプトに、昼は4,000円、夜は6,000円の客単価でフルコースに風船が着いてきたり、主役の方のお名前が印字されたバースデーカードが着いてきたり、最後に大きなガラスのプレートのバースデーケーキが着いてくる様な「とにかく女の子がワクワク キラキラするガールズパーティが開ける飲食店」の事業をスタートしたところ、瞬く間に人気が広がり、予約が取れない状態になりました。 

その後、そろそろ新しい事を仕掛けたいなと思ったタイミングで、アフタヌーンティーを始めました。
その当時は「アフタヌ ーンティー」という言葉を聞いたことがない人も多く、皆さん「あのイギリスの3段のやつ~?」という様な温度感でした。

インスタグラムが流行り始めたのが2015年で、2017年に日本の中で「インスタ映え」という言葉が流行話大賞を取った年。
ちょうどその頃に「女子会」と「アフタヌンティー」が流行ったこともあり、飲食業界の方とお話しすると「アフタヌーンティーを流行らせた人」みたいに仰っていただけますが、自分自身としては、ただただ自分や友達がどんな事をしたら楽しく幸せな気持ちになれるかを突き詰めただけで、いつもそれしか考えていませんでした。

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大好きな自分になるための決意

学生時代は、大した努力もせずなんとなく「キラキラした人になりたい」と思っていました。
でも頑張りたい事も分からなかったし、自分に自信も無かったです。

その当時は、すごく輝いてみえる「特別な人達」を羨ましいと思ったし、輝いている方が失敗したら、なんだか心のどこかで喜んでる自分もいました。
成功している人には裏があるのでは?誰かの援助のおかげで、この人は成功しているのでは?
そんなことを思う自分が、自分でもイヤでした。

成功している方々は、私が見てないところで何倍も想像も出来ない程の努力をしたから、今の成功がある。
自分はその努力の何分の1もできていないから、今の自分なんだ。
自分は特別と思い込んで生きてきたこと、勘違いしている自分に気付きました。

いずれ死を迎えるなら、自分の事を大好きになって、生まれ変わってもまた自分になりたいと思える。
そんな自分になろうと思い、居ても立っても居られず勤めていた会社を辞めて起業をしました。

恋愛は素敵な自分へのスパイス

どんなに仕事が忙しくても恋愛は女性にとって大切な事だと思いますが、自分の恋愛観って普通の女の子とちょっと違っていると思います。

自分自身が輝いていれば、必ず自分の周りにも素数な人たちが集まり、自分も周囲から素敵なインプットを与えてもらい、もっと素敵な自分になれると思っています。
自分が素敵であれば、恋愛でも絶対幸せになれるから、日々女性としても人としても素敵な人になりたいと考えています。

失恋したり恋愛で傷つく事があった時は「悔しいから、自分がもっと素敵になっちゃえばいいよね!見てろよ!」と思う様にしています。

私自身が見た目も心も綺麗になろう、素敵になろうと思うきっかけやスパイスくれてありがとうと感謝します。
だからあまり恋愛で病んだり悩む事がありません。

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