各種コンサルタント Mikaさん
PROFILE
35歳 美容系の企画をしています。
ハワイで育ち、日本で学生生活を送った後、エステ会社で独立し、その後結婚してタイに住みました。
この後離婚して日本に帰国後化粧品会社に勤めて、コロナを機に独立。
自分で美容商材の企画をしながら、人材紹介や飲食店のコンサルタントを行っております。
現在の仕事をするまでの経緯
私は24歳で起業してまず始めにエステの会社を立ち上げました。一番多い時で3店舗経営していたのですが、結婚してタイのバンコクに移住することになり、一度仕事をやめて専業主婦になりました。
しかし、離婚をきっかけに日本に帰ってきて化粧品会社に入社して㏚業務をやっていたのですが、商品企画してみたい商品があったので、その商品の企画を所長に通していただいて、その商品が物凄く売れて、そこから企画も一緒にやるようになっていきました。
その私が企画した美顔ローラーが4年間で4億か5億ぐらい売ると同時にコロナのタイミングもあって会社にあまり行かなくても良くなったので、また独立を決意しました。

また独立してからはどんな事業をされていますか?
また独立してからは企業さんと業務委託で仕事を受けるようになっていき、企画、ブランディング、撮影のデレクション、パッケージ案など商品プロデュース全般を行う事が多いですね。
最近では全然違うジャンルですが、飲食店のSNS運用を始め内部に入って接客面の指導、従業員の教育なども行なっています。またエステさんと一緒に共同で着圧タイツを作ったり、正直今は何でも屋さんみたいになっていますね。
起業するまでは何をされていましたか?
大学卒業してからすぐ美容外科のプレスをしていました。当時はインフルエンサーという言葉もなくブロガーが主流の時代で、ブロガーさんを集めた拡散をプレスとして行なっていました。そこで私は「集客が得意だな~」と感じ、そのノウハウを元にエステサロンを立ち上げました。エステのノウハウは無かったので仲良かったエステティシャンの子がいて、その子と一緒に独立しました。
私が完全に集客担当でその子は実務という感じで始め、半年ぐらいで3店舗目まで増えました。ブロガーさんのモニターで集客するプロモーションが上手いった感じですね。

仕事をする中、市場の背景や売れる物はどのように分析されていますか?
自分が商品企画する中で心掛けていることは一般の消費者の感覚を持つことを大切にしています。
例えば美容好きな人が自分で化粧品を開発したりすることがあると思いますが、好きなあまりこだわりすぎる商品を作ってしまうケースはあると思います。詳しすぎるあまりよくわかんないみたいな声をいただくことも多いです。
私もそうですが、一般の女性は正直そこまでこだわりもなく使いやすさや便利なものを選ぶ事が多いと思っています。
「毛穴がなくなりたい」「痩せたい」とかもあると思いますが、そんなことよりも、「女性の方がちょっとでも楽に生活できるように」というテーマで商品を考えています。
また商品をリサーチしていて1番物を買うユーザーさんは少しだけ意識が高い人ですね。
例えば月に1回は岩盤浴、ヨガに行くけど趣味までにはならない サプリを飲んでこうなるよっていう商品をたまに買うなど少しは何か自分のために何かしたいというユーザーさんがターゲットなのかなあと思っています。商品は作っていてすごい意識高い人に向けての商品作りはユーザーさんのこだわりが強いので少し難しいなあと感じています。
ちょっと自慢したい、こんなの知ってる、こんなの出たんだよ、みたいなアイテムだと販売しやすいと思います。私も欲しいという連鎖がうまれていくみたいなものが売れる商品となっている気がしますね。
外で使うものは見た目の良い物、このような事って結構あると思っていまして化粧直しのパウダーは高いもので見た目が良いブランド物。家の中で使う物は使いやすかったり、楽に使用できるものをみんな選ぶと思っています。
私が作るものはデパートコスメではないので、一般的な感覚で「女性が楽になるアイテム」をコンセプトにおいて物を作っている事が多いですね。

フォロワーさん(ユーザーさん)との関わり方
私はフォロワーさんと近い距離なので、実は商品を作る時に結構フォロワーさんにストーリーで質問して、実際に悩んでいることを聞いています。フォロワーさんの意見ってとても大事なあと感じています。
また自分のストーリーはすごくリアルな自分を載せています。よく周りの友達には「これ載せて大丈夫なの?」って言われる写真が多く、素なところだったりリアルな発信をして親近感を出しています。基本的にアプリを一切使わないで撮って、そのまま載せています。(笑)
そもそも私は表に出るような仕事をしてきたわけではないので今はこんな感じで金髪なので派手には見えますが、意外と普通の人なんですよ。
実はあんまり自分の見た目が好きじゃなかったので、インスタを始めてからはなるべく好きになれるように努力しています。投稿見てもらうと分かると思いますが、あんまり顔が写ってないですよ。
私は何万人のフォロワーよりも100人濃い方がいたほうが強いじゃないかなと思うので、ちゃんとした繋がりをフォロワーさんと作っていきたいと考えています。

