株式会社M’sunflower 代表取締役 長谷川エミさん
PROFILE
女性の未来を輝かせる ダウンタイム ケア専門店 インディバケアプラチナム恵比寿 オーナー。
日韓のクリニックと提携を結び今のトレンドや美容外科的知識を蓄え日本一の店舗数である術後ケア専門サロンを築いた。
その経験から現在は飲食店も展開中!今話題のグリークヨーグルト専門店cafe milkygreek オーナー。
起業したきっかけを教えてください
研究職を夢見て薬学部に通っていたのですが、起業のきっかけになるある女性と出会って、退学をし起業しました。
今思えば勢いで起業したので国家試験を受けてから卒業しておけば良かったかなと思っています。
当時の自分の選択が今の自分を作り出しているので大きく感謝してます。
インディバを使った術後ケア専門サロンを始めたきっかけは、当時仲が良かった韓国のドクターにおすすめされたことです。韓国では昔から美容整形後のダウンタイムを短くするために高周波の機械を使ったアフターケアが一般的でしたが日本にはまだありませんでした。そこで、日本で専門店「インディバケアプラチナム」をやろうと決めました。
現在は全国にフランチャイズ含めて6店舗あります。
インディバケアプラチナムを通して、前向きに自分と向き合い美を追求する沢山の素敵なお客様に出会うことができとても幸せです。
初めての起業から5年経った今、新たな挑戦を始めました。
今年の3月にグリークヨーグルト専門店「milkygreek」をオープンしました。

事業としてエステサロンをしようと思ったきっかけは何かありますか?
それには自分の経験が大きく影響していると思います。当時、韓国に単身向かい、美容整形を受けていました。韓国美容を通して韓国のドクターとの関わりがすごく増えた時期でもありました。
韓国では美容が日本より身近な存在で、クリニックと患者さんの距離もすごく近いです。
当日の施術だけではなく、アフターケアまでのサポートが厚く、感銘を受けました。
日本ではアフターケアの文化が薄く施術後に孤独になることも少なくありませんでした。また、美容医療を積極的に発信する文化が今よりなかったため、情報を手にいれるのも一苦労。そんな中でアフターケアを通してそういった部分に寄り添えるサロンを開業したいと強く思ったのを覚えています。
なぜヨーグルト屋さんを始められたんですか?
創業以来インディバケアプラチナムにも多くのお客様がご来店いただき、店舗も増え、ありがたいことに安定してきていました。
そこで、新しい事業を始めたいと考えておりました。
アフターケアの中で食事というのは非常に重要で特に脂肪吸引の後はタンパク質などの摂取を推奨しているクリニックが多いです。
その中で効率よくタンパク質が摂取でき美味しいグリークヨーグルトという商品が美容に感度の高いお客様の中でじわじわと流行っているのを感じていました。 調べてみると当時日本に専門店はほとんどなく、また日本だけでなく韓国でも「スイーツ」としての提供している店舗ばかりだったためこれを「食事」として提案できないか?と考え始めたのがきっかけです。

実際に運営をやられてみて、日本でのニーズありましたか?
想像以上です。笑
オープン時には連日長蛇の列で半年経った今もご予約なしではお断りする日が続いています。
特に当店独自のメニューを開発し展開しており、オリジナルの組み合わせが多くメニュー数も日本一です。
その点飽きずに何度もリピートしていただいているのも人気の所以かと思います。
また、グリークヨーグルトも毎日自社工房で手作りしており、もっちり濃厚でどんな食材とも相性のいい自慢のヨーグルトです。
2号店はM&Aで出てきたものを買ってやり始めたという感じですか?
六本木で3月に1号店をオープンしてからありがたいことに毎日売り切れの状態が続いており課題は常に「製造」でした。
そこで、自社工場を検討していたところ日韓夫婦でグリークヨーグルト専門店を経営している方から直接M&Aのお話をいただき即決しました。 現在の店名でもある「milkygreek」はその日韓夫婦の方が日本で初めて「グリークヨーグルト専門店」として2022年にオープンされたお店の名前を引き継いでいます。
自社で安定的に製造ができるようになり、フレーバーの開発も促進しておりあの時決断してよかったなと思っております。
今後の展開はどのように考えたりしていますか?
インディバケアプラチナムで培ったFC展開のノウハウをmilkygreekでも生かしていきたいと考えています。
ちょうど3号店となる麻布十番店が10月にオープンし大きく反響をいただいております。年内にももう1店舗計画しているので、飛躍させていきたいです。
フランチャイズのノウハウはどこで学びましたか?それとも独学でやっていますか?
FCノウハウについては周りの方に支えられ経験しながら培ってきたというのが正しいですね。
最初から知識があったわけではなく様々な経験を通して積み重ねていきました。

PRや集客という部分で戦略はどのようにされましたか?
インディバケアプラチナムでは集客を主にSNSでおこなってきました。
SNS戦国時代と言われていますが、私自信大切なのはフォロワー数ではなく「情報の濃度」と「わかりやすさ」そして「ペルソナに適切に届いているか」だと思っています。
言葉にすると簡単なようで奥深く、まずブランドターゲットの選定から細かく何十通りも考えそれぞれのアプローチを導き出します。それをSNSの投稿で形にする、これを5年間続けてきました。
そして、その集大成を新規事業のグリークヨーグルト専門店milkygreekでも実施しています。 また、milkygreekではマーケティング・企画に非常に強いパートナーと組んで展開しています。彼女と独自の商品開発を武器に”本当に良いものを作り、求めている人へ届ける”という理念の元、経営戦略を練っています。
これまで出会った多くの友人・起業家・インフルエンサー・お客様の総合力でブランドを作り上げていただいていると実感しています。 色々なきっかけが色々な反響を呼んで奇跡を起こしてくれました。これからももっともっと色々な方に愛される事業にしていきたいと思っております。

