INTERVIEW

株式会社ミラベル 代表取締役社長 見良津恵理さん

株式会社ミラベル・代表取締役社長 見良津恵理さん

PROFILE

美容学校を卒業後東京へ上京。7年間有名サロンで修行した後、2018年に独立。東京、恵比寿に1店舗目を出店。第一回、第二回パリジェンヌラッシュリフトで賞を受賞し公式認定サロンとなる 。年間3000人を施術。2022年東京、恵比寿に2号店をオープン。2023年東京、代官山に1号店を店舗拡大。(2025年に)今後物販事業を展開予定。

スタッフの夢を支援する美容サロン経営者へ
女性の可能性を広げる新時代のサロンオーナー

起業までの経緯を教えていただけますか?

小さい頃からの夢が社長になることでした。その中でも好きなことって美容だなって学生時代に思い、20歳で東京に出てきてそこからまつ毛の業界で働いています。2018年に起業してサロンを立ち上げました。

最初は恵比寿に1店舗まつ毛美容サロンをオープンしました。その後に規模を拡大して、広めのサロンに移転しました。そして去年の夏には代官山にも2店舗目をオープンすることができました。会社としては最初個人で2年間やって、2020年に株式会社として会社運営をしています。

eyeroom mira 内観

起業資金はどのように準備されたのですか?

昼間はまつ毛サロンで働いて、サロンが終わったらそのまま夜のクラブに行って働くという生活でした。何年か寝る時間を削って働き続けましたね。気合だけはありました(笑)美容業界って独立のために資金を貯めるのが本当に大変なんです

でも自分の夢を叶えるために、どれだけ働いても苦になりませんでした。

サロン経営で特に大切にされていることは?

経営理念を忠実に再現する事。弊社独自のマーケティングをし、お客様が来店から自宅ケアまでスムーズに出来るように接客対応しています。『かゆいところに手が届く』美容サロンでありたいと思っています。

特に恵比寿・代官山のエリアは第一線で活躍している女性が多く来られる場所なので、リラックスできる空間づくりを意識しています。

居心地の良い空間を提供することはもちろん、技術面でも妥協は許しません。スタッフには『絶対的に技術を磨いてください』と伝えていて、その教育にはかなり力を入れています。他のサロン様には知識、技術力は負けないです。お客様は忙しい中わざわざ時間を作って来てくださるので、その時間を最大限価値あるものにしたいんです

eyeroom miraの施術

スタッフの方々との関係づくりで心がけていることはありますか?

意見をすぐに言える環境作りを心がけています。仕事の事は勿論のこと、プライベートやお金のことなど、普通は社長に言いづらいこともモヤモヤせずに言ってほしいので、何かあったらすぐに言ってもらえて私もすぐ動けるような環境にしています

月1回の全体ミーティングでは、売上や業務の話だけでなく、一人一人の将来の夢や目標についても話し合う時間を設けています。また、技術研修だけでなく、接客やマネジメントのスキルアップ研修も定期的に行っています。

今年ご出産されたとのことですが、仕事との両立はいかがですか?

以前は本当にアグレッシブに動いていました。夜も土日も関係なく働いていましたね。でも今は平日の朝から17時まで働いてそれ以外の時間は息子との時間に充てています

家事育児も全部やっているので、家にいる時間は完全に家族との時間です。妊娠中からスタッフの教育体制を整えて、今は店長さんや教育担当の方に任せられる体制を作りました。

笑顔で写真に写る、生まれたばかりのお子さんと見良津恵理さん

今後の展望についてお聞かせください。

特に力を入れたいのが、スタッフの独立支援システムの構築です。店舗を持ちたいスタッフがいれば支援していきたいです。経験してみないと分からないことの方が多いので、夢を持っている人には挑戦してほしいです。

資金面のサポートはもちろん、経営ノウハウの提供や、開業までのステップアップ研修なども考えています。私の経験を活かして、より多くの女性が夢を叶えられる環境を作っていきたいです。

最後に、ご自身の今後についてお聞かせください。

今は仕事と育児の両立が一番の課題です。子育ても仕事も、自分らしく全力で取り組んでいきたいんです。これからも女性が活躍できる場所を増やしていきたいですね。

私自身の経験から、『働きながら子育てをする』ということがどれだけ大変かを身にしみて感じています。だからこそ、より多くの女性が自分らしく働ける環境づくりに貢献していきたい。まだまだ夢はたくさんありますが、今は一歩一歩、充実した毎日を過ごしていきたいですね。

キャリアアップして素敵な人生を送ろう
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