INTERVIEW

モデル、インフルエンサー あおかわあい さん

モデル、インフルエンサー あおかわあい さん

PROFILE

1994年5月生まれ、島根県出身。モデル、インフルエンサー。早稲田大学政治経済学部在学中に『バチェラー・ジャパン』シーズン1に出演し、初代バチェラーからファイナルローズを渡されました。2021年12月に2歳の息子がいることを公表。著書に「蒼川愛という生き方。」(フローラル出版)があります。

メディア出演の経験を活かし、自分らしい働き方で次のステージへ
新たなキャリアを築くためにこれからも変化する自分作り

キャリアのスタートについて教えていただけますか?

大学在学中にメディア系の会社でインターンをしていました。インターン先の会社で内定も決まっていた一方で大手企業の就活もしていたのですが、やりたいことが違うと感じていました。その時期にバチェラーに出演する機会があり、番組放送後、インスタグラムのフォロワーが思いのほか増えて。それがきっかけでインフルエンサーとしての道を選びました。

モデル、インフルエンサー あおかわあい さん

バチェラーへの出演はどのようなきっかけだったのですか?

元々出る予定はなかったんです。知り合いの事務所の方から、日本で第一回目の番組になるという話を聞いて、男性一人を大勢の女性が取り合う構図に最初は抵抗があって断っていました。でも、『日本初』という新しさに惹かれて。当時大学で3年生から4年生にかけて、周りが就活をしている中番組に出演していました。

番組出演によって、ご自身に変化はありましたか?

元々、人前で話すのはあまり得意ではありませんでしたが、番組を通じて毎回のインタビューで『どう思いましたか?』と聞かれ、自分の考えを言葉にする機会が多くなり、自分と向き合ってアウトプットする経験を重ねるうちに、自然と話せるようになっていきました。

出演後はイベントなどで登壇、様々なインタビューでその経験が活きています。今では自分の言葉で表現することがスムーズにできるようになりました。

インフルエンサーとしてどのような活動をされていますか?

バチェラー出演後は、30代40代の年上の方もSNSを見てくれるようになり、美容やスキンケア、体型維持についての質問をよく受けるようになりました。自分も4キロ痩せたのと、ボトックスや脂肪溶解注射など美容医療にも挑戦しました。

それで顔が変わったというか、一気に垢抜けた感じになって。その経験があったからこそ、美容に関する発信に説得力が出たのかもしれません。そのような経験もあり、ダイエットや美容医療の情報を中心に現在は発信しています

モデル、インフルエンサー あおかわあい さん

子育てと仕事の両立は、どのように実現されていますか?

フリーランスという働き方なので、時間的な余裕はあります。子供が帰ってくる前に仕事を終わらせられるのが大きいですね。インフルエンサーの活動も変化の時期を迎えていて、今は子育てをしながら次のステップを模索している段階です。今後も自分で時間をコントロールできる働き方を中心に活動をしていきたいと思っています。

具体的にはどのような事を考えていますか?

インフルエンサーだけでなく、プラスアルファのスキルを身につけたいんです。宅建やWEBデザインなど、全く新しい分野にも興味があります。勉強自体は好きなので、オンラインスクールなどを活用して学んでいきたいですね。

子供も『パパがいたらいいな』と時々言うことがあって、そういう言葉を聞くと単に自分が今の環境の方がいいからという理由だけで、結婚するしないを決めていいのかなとも考えます。子供がいるということは、将来の選択に大きな影響を与えますね

SNSの発信は、今後どのように変化していくと考えますか?

私が始めた頃は1日3投稿の継続でフォロワーが増えていました。今は全く違います。リール、TikTok、YouTube、X、スレッズなど、様々なプラットフォームの活用が必要です

フォロワーとの関係性も変化してきています。昔のインフルエンサーは芸能人のような存在でしたが、今は親しみやすさが重要です。上から目線ではなく、『みんなで一緒に悩みを解決しよう』という姿勢が求められています。

モデル、インフルエンサー あおかわあい さん

働く女性へのメッセージをお願いします。

一人で進む道を選ぶことも大切です。私自身、元々一匹狼タイプで、人と群れることは得意ではありませんでした。でも、自分のやるべきことをしっかりとやってきました。

インフルエンサーとしても、自分らしい世界観を大切にしながら、一歩一歩着実に進んでいく道を選んでいます。自分らしさを保ちながら、時代の変化に合わせて進化していく。それこそが長く続けていける秘訣だと思います。でも、自分らしさは失わない。

子育てをしながら、新しいスキルを身につけ、自分らしい働き方を築いていくのは決して簡単な道のりではありませんが、自分の選んだ道を信じて進んでいけば、必ず道は開けると信じています。

キャリアアップして素敵な人生を送ろう
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