脂肪を味方に。“細いだけ”じゃない美しさで、わたしをもっと好きになる
30万人に影響を与えるトレーナーが、コンプレックスから見つけた使命

まずは自己紹介をお願いします。

今年7月、ずっと夢だった“美尻専門ピラティススタジオ”をオープン！現在フォロワーは約30万人。『美尻メソッド』（KADOKAWA）から本も出版させて頂きました。

お尻を鍛えると、見た目が変わるだけじゃなくて心まで前向きになるんです。
もう「細い＝美しい」だけの時代じゃない。

“自分らしく、自分のカラダを愛せる女性”を増やしたくて、スタジオをつくることを決めました。

どんな経歴ですか？

実は私、15年間器械体操選手でした。オリンピックを本気で目指していました。

その後はボディメイクのコンテスト”ベストボディジャパン”の運営や、女性専用ジムのトレーナーとして活動していました。さらにもっと多くの女性を救いたいと思い独立しました。

トレーナーになったきっかけは？

一番のきっかけは「自分の体が嫌いだった」こと。体操選手の頃、体脂肪率はなんと10%。女性らしい体とはかけ離れていて、ゴリゴリムキムキのアスリート体型で、生理も来ませんでした。

“がんばってるのに、自分が好きになれない”そんな悩みを経験したからこそ、伝えられることがあると思ったんです。その後、17kg増量しそこからトレーニングを学び今では、脂肪もうまく味方につけて、女性らしいカラダに。ボディメイクって、自分を好きになる手段なんだって、心から思えるようになりました。

理想のカラダってどんなイメージですか？

やっぱり「峰不二子ボディ」！（笑）

分かりやすいですよね。出るところは出て、引き締まるところは引き締まった女性らしいプロポーションです！

お客様はどんな悩みで通われますか？

「ヒップアップしたい」
「女性らしいボディラインが欲しい」
「ダイエットを楽しみながら続けたい」

みなさん共通してるのは、“脂肪＝敵”と思い込みご飯を食べない。しかし私は、“脂肪を味方に”をテーマに、ちゃんと食べて、楽しくボディメイクしていく指導法でやっています。

効果はどれくらいで出ますか？

2ヶ月いただければ、必ず変化を実感していただけます。週2回のトレーニングを継続していただくことで、確実に理想の体に近づけます。

SNS運用で工夫していることは？

基本的にSNSの使い分けをしています。TikTokは認知媒体として、ひたすら認知度を上げるために使っています。

一方、Instagramはより参加型のコミュニケーションツールとして活用しています。

ストーリーでは質問コーナーを開いたり、スタンプで気軽に反応してもらえるようにしたり。DMは女性限定で、できるだけ一人ひとりに丁寧に返信するようにしています。

スタジオを作ろうと思ったきっかけは？

きっかけは「自分ひとりでは救える人に限界がある」と気づいたこと。

もっと多くの女性に笑顔を届けたい。スタッフの幸せも、お客様の幸せも叶えたい。
そう思ったときに、“スタジオ”というカタチが自然と浮かびました。

スタジオ開業に不安はありませんか？

もちろん不安や恐れはあります。でも、やると決めたからには何が何でもやり遂げます。それ以外の選択肢はないという感じです。

これからのビジョンは？

全国への店舗展開や、オンラインサロン、海外進出も視野に入れています。でもまずは、今関わってくれている人たちを幸せにすること。その積み重ねが、未来に繋がると信じています。

今後の人生で大切にしていきたいことは？

「縁ある人を幸せにする」こと。

これは、ただの目標じゃなくて“使命”です。女性がもっと自由に、自分を好きになれる社会をつくっていきたい。そのために、これからも挑戦を続けていきます。