美容ナース/インフルエンサー/経営者 YUKIさん
PROFILE
三次救急病院での勤務を経て、美容看護師として9年目。現在は銀座小町クリニックで現役看護師として働きながら、美容コンサル会社を6期にわたり経営。
総フォロワー約10万人を持ち、誰もが輝けるよう優しく学べる美容医療を発信。関わる方が自分を愛し、自信を持てるよう寄り添うことを信条としている。
キャリアも美しさも自分で選ぶ ~美容看護師が描く新しい女性の生き方~
これまでのキャリアと現在のお仕事について教えてください。
高校3年生のときに進路に迷っていた中で、母の勧めもあり看護師を目指しました。専門学校を卒業後は附属病院で婦人科領域を中心に勤務し、乳がんや子宮頸がんの患者様、ハイリスク妊娠の患者様などを担当していました。その後、美容医療に興味を持ち、大手美容皮膚科へ転職しました。
現在は週3日、銀座のクリニックで施術やカウンセリングを行いながら、美容クリニックのコンサルティングもしています。売上が伸び悩んでいるクリニックの改善支援や、新規開業時のマニュアル作成、人材教育などを行っています。また、YouTubeでは美容医療の正しい知識や自身の体験レポを発信しています。
美容医療の道に進んだきっかけは何だったのでしょうか?
婦人科で働く中で、病気だけでなく“見た目の変化”に悩む患者様を多く見てきました。抗がん剤や妊娠による体型の変化で自信を失ってしまう方も多くて。でも、少しメイクをするだけで表情が明るくなる瞬間を見たときに、“美容の力”を強く感じたんです。外見を整えることで内面にも良い影響を与えられる仕事だと思い、美容医療の道を選びました。

キャリアの中で大きな転機はありましたか?
病棟勤務時代に体調を崩したことです。夜勤が合わず、生理が止まってしまったり、検査でリスクが見つかったりして、“このままの働き方は続けられない”と感じました。そのタイミングで興味のあった美容医療への転職を決断しました。
その後、起業や副業へと広がっていった背景を教えてください。
一度結婚を機に仕事を辞め、家庭に入りました。ただ、社会との接点がなくなることで不安や閉塞感を感じるようになってしまって…。さらに、経済的に自立していないことが精神的な不安にもつながって、“自分で選択できる人生にしたい”と思うようになりました。そこから再び働き始め、美容医療の現場に戻りながら、副業としてコンサルや発信をスタートしました。
YouTubeを始めたきっかけを教えてください。
もっと多くの方に美容医療の正しい知識を届けたいと思ったのがきっかけです。自分ができることの幅を広げたいという想いもあり、YouTubeを開設しました。現在は登録者数としてはまだ多いわけではないのですが、アクティブな視聴者の方が非常に多く、発信を通じて来院してくださる方も増えています。実際に、私が関わるクリニックには毎月100名以上の方が来てくださったり、海外のクリニックに関するご相談なども含めて、多くの方にご相談いただけるようになりました。数よりも“信頼してくださる方”が増えている実感があります。
今後も、美容医療をこれから始める方が、安全に、無駄な出費をせず、正しい知識を持った上で選択できるようなサポートをしていきたいと思っています。美容を通じて、自分に自信を持てる方が増えたら嬉しいなと思っております。
発信する上で大切にしていることは何ですか?
“本当に良いと思ったものだけを発信する”ということです。美容医療は外見だけでなく、自信やメンタルにも影響するものなので、“内面も整えながら外見を磨く”という考え方を大切にしています。視聴者の方からは“分かりやすいだけでなく明るい気持ちになる”と言っていただくことが多いです。
今後の美容医療業界はどうなっていくと思いますか?
SNSの影響力はこれからさらに大きくなり、クリニックの魅力や想いが、より多くの方に届きやすい時代になっていくと感じています。
その一方で、受け取る側の方々も、情報の分かりやすさや透明性を大切にされるようになってきていると思います。だからこそ、誠実に患者様と向き合い、丁寧に信頼を積み重ねているクリニックが、これからも自然と選ばれていくのではないかと感じています。

今後の展望について教えてください。
SNSでの発信がまだ多くないだけで、素晴らしい医師やクリニックはたくさんあると感じています。そうした魅力が必要としている方に届くように、私の発信を通して“この悩みならここに相談したい”と思える安心の選択肢を増やしていきたいです。
仕事に対する価値観の変化はありましたか?
以前は“専業主婦としてパートナーを支える側”の人生を理想としていましたが、今は“自立して支え合う関係”が理想です。誰かに依存するのではなく、自分で選択できる状態でいることが大切だと思っています。
理想のパートナー像を教えてください。
ただ与えてくれる人ではなく、“自分が強く生きる方法を教えてくれる人”です。自立を前提にした関係性が理想です。
美容看護師を目指す人にアドバイスをお願いします。
まずは“自分の現在地を正しく知ること”が大切だと思います。知識は時間をかけて身につけるものですが、人との接し方やマナーは日々の意識で少しずつ磨いていける部分だと思います。美容医療は“人対人”の仕事なので、コミュニケーション力を大切にしてほしいです。
キャリアに悩んでいる方へ、どんな考え方が大切だと思いますか?
“正解を探す”よりも、“自分で選ぶ”意識を持つことです。自分の意思で選択することが、後悔しないキャリアにつながると思います。
自立した働き方を実現するために、最初にやるべきことは何でしょうか?
美容医療の選択肢を、もっと分かりやすく、安心して選べるものにしていくことです。 医療者としての視点と発信者としての経験を活かしながら、誠実に情報を届けていきたいと思っています。
今後の目標や、これから挑戦したいことを教えてください。
美容医療の選択肢をもっと分かりやすくし、多くの人が安心して選べる環境を作っていきたいです。

20・30代の女性へのアドバイスをお願いします。
大切なのは、誰かに依存することではなく、自分自身で選択できる状態を少しずつ整えていくことだと思います。 経済的にも精神的にも自分の土台を持つことで、人生の選択肢は大きく広がります。 そしてその土台があるからこそ、パートナーともお互いを尊重し合える、対等で健やかな関係を築いていけるのではないかと感じています。焦らず自分のペースで経験を重ねながら、“自分の軸”を見つけていってほしいです。
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