モデル/インフルエンサー 荻野由佳さん
PROFILE
2016年デビュー。アイドルグループを卒業し、テレビ‧雑誌‧ラジオ番組‧イベントMCなど、多⽅⾯において活動中。
結婚、出産を経て、ママインフルエンサーとして飾らない⾃然体な発信で同世代の⼥性からも⼈気を集めている。
夢を追い続けた先で見つけた“新しい幸せ”~アイドル、結婚、出産を経て辿り着いた“私らしい働き方”~
まずはこれまでのキャリアについて教えてください。
高校2年生の時にAKBグループのドラフト会議をきっかけにNGT48に加入しました。元々は埼玉で普通に高校生活を送っていましたが、AKB48さんを見て “私もこんな風になりたい” って思ったのが始まりでした。当時はそこまで外向的な性格でもなくて、どちらかというと内気だったんです。AKBを見て “こんな私でも変われるかもしれない” って思えたんですよね。そこからは “AKBグループに入りたい” という夢だけを見て走っていました。
新潟への移住も含めて大きな決断だったのでは?
ドラフト制度だったので、自分がどこのグループに入るのかも分からなかったんです。新潟って決まった時は正直かなり驚きました。高校2年生で親元を離れることも不安でしたし、埼玉から新潟って結構距離もあるので…。両親が『何かあったらすぐ行くから』『夢を叶えてきなさい』って背中を押してくれました。その言葉がすごく大きかったですね。
実際に夢だったアイドル活動を経験してみて、どんな日々でしたか?
アイドルになる夢は叶ったんですが “アイドルとして何を成し遂げるか”っていう目標に変わっていきました。とてもありがたいことに、ファンの皆様のおかげで私の中の目標も少しずつ達成でき“やり切った”と思えるタイミングで卒業できました。実は卒業後、燃え尽き症候群みたいになってしまって“私は次に何をしたいんだろう?”ってすごく迷う時期もありました。
そこからはどのように活動を続けていったのでしょうか?
卒業後も芸能のお仕事は続けていましたが、“本当に自分は芸能界で何がしたいんだろう?”っていう答えはずっと見つからなく、そんな中で結婚という人生の転機もあり、子どもが生まれてまた自分の人生観が大きく変わりました。

現在はSNSを中心に活動されていますよね。
今の事務所に出会って“SNSを仕事にする”働き方を知りました。それまではSNSの仕事、インフルエンサーとしての活動は未知の世界でしたが、出産を機に外出が減り、子供中心の生活になる中で“家にいながら発信できる” “それが仕事にも繋がる”今の働き方が私にはすごく合っているなって感じました。
まさに“新しい自分らしい働き方”を見つけた感覚なんですね。
今は子育ての発信が中心ですが、私自身がSNSを見て救われた一人でもあります。“同じ気持ちの人がいるんだ” “こういう考え方もあるんだ”って励まされることが沢山ありました。だからこそ、今度は自分が誰かの支えになれたらいいなあって思いながら発信しています。

結婚や出産も若いうちの決断だったと思います。
結婚願望は昔からすごくありましたね。小さい頃の夢も“好きな人のお嫁さんになること”でした。実際に結婚って覚悟が必要なので最初は迷いもありましたが、“この人を逃したら後悔する”って思える人に出会えたんですよね。その時は自然に“この人と結婚したい”って思えました。
子育てと仕事を両立されていると思いますが、そのバランスについてはいかがでしょうか?
今はまだ子どもが0歳なので基本的には子ども優先の生活ですが、私は“家庭だけ”ではなく、ちゃんと社会と繋がっていたいタイプなので、これから先は子育てと仕事を両立していきたいと思っています。
芸能活動やSNS発信を通して、自分自身が変わったと感じることはありますか?
元々は本当に人見知りだったんですよ。できるだけ人と関わらずにいたいタイプだったんですが、今は人と話すことがすごく好きになりました。特にアイドル時代の握手会が多く、私のファンの方って年上の男性が多かったので最初は“何を話したらいいんだろう?”って戸惑っておりました。しかし、沢山の方と接していくうちに“あまり考えすぎず自然体でいることが一番なんだ”って学びました。
SNS発信で意識していることはありますか?
“身近に感じてもらえること”ですね。アイドル時代からずっとそこは意識していましたが、今は特に子育て投稿が多いので“同じ悩みを持つママの気持ちに寄り添える存在でいたい”って思っています。
今後の夢や目標についても教えてください。
実は妊娠・出産・産後が本当に大変だったんです。産後うつっぽくなったり、PMSで感情のコントロールが難しくなったり…。だからこそ、“頑張る女性” “子育て中のママ”に寄り添えるようなことを将来的にはやっていきたいなって思っています。まだ具体的に何をするかは決まっていないんですけど、“一人じゃないよ”って伝えられるような存在になれたら嬉しいですね。

最後に、芸能活動やSNS発信を目指す20・30代の女性へアドバイスをお願いします。
私は歌もダンスも本当に最初は全然できなかったんです。だから学生時代は学校帰りに毎週カラオケへ行って、ひたすら練習していました。母が校門まで迎えに来てくれて私はそのまま走ってカラオケへ行って、歌とダンスの練習をして…っていう生活をずっと続けていました。やっぱり、“絶対に叶えたい目標”があるなら、周りからどう見られるか、恥ずかしいなど、そういう気持ちは気にしなくていいと思っています。
競争率が高い世界ほど、“どれだけ努力できるか”が本当に大事だと思います。プライドや周りの目を気にするより、“自分がどれだけ本気で向き合えるか”を大切にしてほしいです。


