INTERVIEW

風真夢來さん

四柱推命鑑定師(鑑定歴10年)/四柱推命講師/霊感タロット鑑定師/グラビアアイドル/タレント あみーぴー(風真夢來)さん

PROFILE

“グラビア×占い”という新しいスタイルで活動する「グラない師」。SNS総フォロワー28万人、総再生回数3億回超え。
TBS『王様のブランチ』では藤森慎吾さんらを鑑定し、ヤンマガWEBではグラビアも掲載。「楽しく、自由に、ハッピーに!」をモットーに、笑顔で自分らしく生きられるよう、日々幸せのお手伝いをしている。

“自分らしく生きる”を仕事にする~遠回りの先で見つけた、グラない師・あみーぴーの働き方~

まずは、これまでの経歴と現在のお仕事について教えてください。

大学に進学して、途中で1年間休学して留学を経験しました。留学先で、すごく楽しそうに生きている日本人の方たちに出会ったことが、私にとって大きな転機になったんです。それまでは親の顔色をうかがったり、周囲に合わせたりすることが多くて、“自分の人生を生きていない”ような感覚がありました。でも海外に行って、『もっと自分の好きなように生きてもいいんだ』と思えるようになって。
そこから就職活動をやめたので、実は会社員として就職した経験がないんです。卒業後は海外で働くことを目指して試験を受けたり、当時のパートナーや実家の仕事を手伝ったりしながら過ごしていました。
25歳くらいの時に占いに出会ったのですが、最初から占い師になろうと思っていたわけではなくて。純粋に知的好奇心から勉強を始めました。27歳で東京に出てきたことをきっかけに、ワンコインの占いから少しずつ仕事として始めました。その後は飲食店の立ち上げに関わったり、体調を崩して一度立ち止まったり、本当に色々な経験をしました。30歳頃から芸能活動を始めて、“グラない師”としてTikTokで発信したり、テレビ番組に出演させていただいたり。ここ2〜3年で、改めて占い師として本格的に活動するようになりました。
色々な道を通ってきましたが、ようやく“自分が進みたい道が見つかった”という感覚があります。

「グラない師」という肩書きがとても印象的ですよね。

グラビアと占い師を組み合わせて、“グラない師”です(笑)。
ご要望があれば水着で占うこともありますし、北海道の番組では実際に“グラない師”として水着で占いをしたこともあります。占い師って本当にたくさんいるので、その中で絶対にトップになろうと思うと難しい。でも、“グラない師”だったら私しかいないから、最初から一番なんですよ(笑)。『グラない師って何? 面白いね』と興味を持っていただけることも多くて、それがメディアに取り上げていただくきっかけにもなりました。

最初から差別化を狙って作った肩書きだったのでしょうか?

差別化しようと難しく考えたというより、“自分しかいない場所を作れた”という感覚に近いですね。結果として、覚えていただきやすい存在になったのかなと思います。

風真夢來さん

あみーぴーさんにとって、「働く」とは何でしょうか?

難しいですね(笑)。私自身、昔から“働く”という言葉にあまり良いイメージを持っていなかったんです。“働かされている”みたいな感覚があって。だから私にとって理想なのは、“息をするようにできること”がお仕事になっている状態なのかなと思います。
例えば私の場合、占いは人と話していたら自然と仕事になっている感覚があります。もちろん生活していくためにはお金も必要です。でも、“頑張って働かなきゃ”と考え続けるより、自分が自然にできることや才能を活かして、それが結果的に誰かの役に立ったり、対価につながったりする方が自分には合っていると思っています。

これまで順調なことばかりではなかったと思います。特に大変だった時期はありますか?

お金のことでかなり苦労した時期もありました。私はもともと物欲がすごくあるタイプではなくて、何か物を買うことよりも、“やりたいこと”や“学びたいこと”にお金を使うタイプなんです。特に占いの勉強にはかなり投資してきました。勉強すること自体が本当に好きなので、知識を増やすためにたくさんのお金を使ってきたんです。
ただ、当時はインプットすることに夢中になっていて、それを仕事としてアウトプットしていくところまで上手くつなげられていなかった。その結果、経済的に苦しくなってしまった時期もありました。精神的にも余裕がなくなってしまって、一度立ち止まらざるを得ない時期も経験しました。だから今は、“今年からもう一度、自分の人生をちゃんと作っていこう”という気持ちでいます。

そうした経験も、現在の占いに活きていますか?

すごく活きていると思います。自分自身がお金のことや人生について悩んだ経験があるからこそ、同じように悩んでいる方の気持ちも分かる。順調な人生だけだったら、分からなかったこともたくさんあると思っています。

現在のお仕事で、一番やりがいを感じるのはどんな時ですか?

20代の頃からずっと変わっていないものがあって、それが“人を笑顔にしたい”という気持ちです。グラビアでも、占いでも、今やっている飲食のコンサルでも、方法は何でもいいんですよね。自分が関わったことで、その人が笑顔になってくれることが嬉しい。私自身も色々な経験をしてきましたし、苦しい時期もありました。そんな中で、生き方について考えた時に、“好きなことだけをして生きる”というよりも、“やりたくないことを無理にやらないで生きる”ことを大事にするようになったんです。そこに意識を向けるようになってから、すごく生きやすくなりました。今は本当にストレスが少なくて、毎日楽しいです。

昔から、今のように自由な考え方だったのでしょうか?

全然違います。昔は周りを気にして、本当の自分を出せていませんでした。本当は目立ちたいし、人前にも出たい。でも、“出しゃばってはいけない”“目立ってはいけない”と、なぜか自分を抑えていたんです。
でも四柱推命を勉強して自分自身を見てみると、むしろ“自分自身が看板になる”“前に出る”ような性質があると知って。『だから私は、本当はこういうことがしたかったんだ』と腑に落ちたんです。私の中では、“してはいけない”と強く思っていることの裏側に、“本当はしたいこと”が隠れている場合もあると思っています。そして、“あみーぴー”として活動するようになってから、少しずつ本来の自分を出せるようになりました。

風真夢來さん

あみーぴーさんは、どんなことを大切にして占っているのでしょうか?

私は四柱推命を使っているのですが、その人が持っている性質を見ながら、“その人らしく生きるにはどうしたらいいか”を一緒に考えることを大切にしています。
例えば、不安を感じやすい人に対して、ただ『大丈夫、大丈夫』と言っても、その人にとっては苦しいこともあると思うんです。だからまず、『そうだよね。そういう自分もいるよね』と受け止める。その上で、『でも、こういう未来だったら楽しそうじゃない?』『だったら、こうしてみるのはどう?』と考えていきます。
私が占いをする時に大切にしているのは、その人自身が“自分ならできるかもしれない”と思える状態にすること。暗いトンネルの先に、少し明るい未来を見せてあげるようなイメージですね。

会社に所属せず、自分で仕事を続けていくにはモチベーションも必要ではないですか?

私はそもそも、“モチベーションを保つ”という感覚があまりないんです。モチベーションが必要ということは、ずっと高い状態を維持しなきゃいけないということじゃないですか。それって大変ですよね。筋トレだって習慣になれば、毎回『今日は頑張るぞ!』と思わなくてもできます。仕事も同じだと思っていて。“頑張る”という言葉も、ずっと頑張らなきゃいけないような感じがして、私は少し苦手なんです。
だからこそ、“息をするようにできること”を見つける。それは、自分の才能を活かすことでもあると思います。才能って、自分ではなかなか気づけないんですよ。自分にとっては当たり前にできることだから。私は占いを通して、そういう“本人が気づいていない才能”を見つけて、その人が輝ける方向を一緒に考えることも、自分の仕事だと思っています。

周囲と比べて将来に不安を感じている人も多いと思います。

自分がどう生きたいのかが分からないと、どうしても世間の常識に流されやすくなると思うんです。
“こう働かなきゃいけない” “この年齢ならこうしていなきゃいけない” “みんなと同じようにしなきゃいけない”。
でも、その“こうあるべき”が本当に自分に合っているのかは別ですよね。私は考え方の“設定”を変えることも大事だと思っています。以前の私は、“やりたくないことをやらないなら、お金がなくても仕方がない”みたいに、無意識に考えていたところがありました。でも、それ自体を見直して、“やりたくないことを無理にしなくても、自分の得意なことで豊かになっていい”と考えるようになった。そうすると、自分が選ぶ行動も少しずつ変わっていきました。

現在は、どのような方を中心に占っているのでしょうか?

今は経営者の方を中心に占っています。色々な方を見てきた中で、自分自身の性質を理解して、それを仕事や人生に活かしている方はすごく多いなと感じています。経営者の方の場合は、『自分はこういう方向に行こうと思っているんだけど、どう思う?』というような相談も多いので、占いで答え合わせをしながら、最後に背中を押すような感覚ですね。私自身も色々な道を通ってきて、ようやく今、“自分に合った仕事の形”に辿り着いたのかなと思っています。

風真夢來さん

最後に、20・30代の女性へのアドバイスをお願いします。

まず、“自分がどういう人生を送りたいのか”を知ることが大切だと思います。周りがこうしているから、世間ではこれが普通だから、ではなくて、“私はどうしたい?”と自分に聞いてみてほしいです。私自身、昔は周りに合わせて生きていて、すごく生きづらかった。でも、自分自身を知って、本来やりたかったことを少しずつ選べるようになってから、人生が楽しくなりました。不安になったり、心配したりする自分を無理に否定する必要もないと思います。そういう自分も受け止めた上で、“じゃあ、どんな未来だったら私は楽しいかな?”と考えてみる。一度きりの人生だからこそ、“こうあるべき”に縛られすぎず、自分が楽しく、自由に、ハッピーに生きられる道を見つけてほしいです。

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